まんたんウェブ 特集:「君に届け」、ブレークの予感 注目の最新少女マンガ

http://mantanweb.mainichi.co.jp/web/2007/08/post_1295.html
「ポスト3強」?いいや、これからはその一角に『君に届け』を入れて「少女漫画の四天王」としてもらおう!*1俺大プッシュな『君に届け』の記事があったので紹介。既に漫画レビューサイト様や記事にあるように某すごいマンガ雑誌で取り上げられているこの作品。実写ドラマやアニメ等の映像化は避けられないのではと思えるくらい題材として定番と言いますか、学園青春モノ且つ超ピュアストーリー。作中キャラと同世代の人達にウケるのは当然として、離れた世代からも評価されているようで。話の内容はだいたい記事の通り、とにかく各主要キャラが魅力的です。爽子の天然な健気さ萌えー。ニヤリング必死のやり取りと展開なので是非。
あ、読み手によっては欝死するかもしれないくらいジブリ版「耳をすませば」や劇場アニメ版「時をかける少女」に匹敵する"非現実的なリアリティ"が描かれているので注意。こんな高校生活がどこにあるんだとwまぁ「花より男子」が好きな方なら間違いないなくハマるのではという個人的な印象。


以下『君に届け』のネタバレなお話。
どのキャラもめがっさ好きなのですが、3巻辺りから"くるみちゃん"という対照的なキャラが出てきたお陰で4巻の最後では爽子の真っ直ぐさが「逆にあざといなぁ」という印象に変わってしまった俺。あそこまでされてああいった反応ができるなんて行き過ぎてはしないかと。でもそれが爽子たる所以で、やっぱり爽子が魅力的であることに変わりはないと。でくるみも嫌いじゃなかったりする自分。多少の計算や打算は誰だってするものだし、くるみの様な精神が自分にもなきにしもあらずなので。つかただの偏屈な全方位系ツンデレっ子で根は素直で良い子ですよね、それが上手く表現されているのは「風早のことすきだもん……」以下の大号泣シーン。あの子は一体どこで間違えちゃったんだろうね…居た堪れない。
話は変わりますがこの漫画の一番のなごみポイントは4巻にある爽子と龍のやり取りでFA。異次元空間を見せ付けられてる気分でわふーって感じ。どんな感じだよ。
そして次巻からは爽子とくるみの「君に届け」が始まる予感。爽子頑張れ、くるみはもっと頑張れ。

*1:そもそもこれらを"少女漫画"の3強としていいものかどうかも不明ですが