今更ながらコミックマーケット72の購入メモ -音楽編-
絶賛夏コミ開催中ですねー。音系サークル様の大半が1日目に参加してて本当に今更なのですが、今回のコミケでの注目作を幾つか紹介したいなーと。自分は毎度通販委託待ちというスタンスなので現物がまだ全て手元にありませんが、サンプルとか聴いてワクテカしつつ紹介していこうかと。あ、音楽編と銘打っておきながらもその他で紹介するのかと言われればそういうわけでもないです（何
1.少女病 - 『偽典セクサリス』/『unify』
http://www.girldisease.com/言わずと知れたI'veリスペクトな同人音楽サークルである「少女病」。以前から何度か紹介させて頂いているサークル様ですが、斯く言う自分もそのリスペクトっぷりやアレンジャーの豪華さ、ボーカルさんのぷりちーさに心惹かれたクチなのですが、今回はオリジナルボーカルアルバム『偽典セクサリス』とI'veリスペクトアレンジアルバム『unify』のニ作品を新作として頒布されています。両作品共にショップでの委託販売有り。
前者『偽典セクサリス』は"ファンタジー"と言うだけあってサンプル聴く限りではクラシカルで幻想的な作品なのかなーと想像。沢城みゆき、中原麻衣、小野大輔といった著名な声優さんが参加されているのでその力の入れっぷりも頷けます。個人的には語りの入る曲がどうも苦手なので今ひとつ惹かれない作品でもあるのですが…世界観を構築するという点では良い手法なのでは（逃 とは言え沢城ねーさんの御声を拝聴するためにも購入します。
後者『unify』は昨年夏に出た『admiration』と『reverence』から既存の12曲を収録し、さらに新規アレンジ4曲を加えたCD2枚組全16トラックというI'veカバーアルバム*1。元の曲がI'veだけにどうアレンジされているのかが問題になりますがこのサークル様のアレンジは原曲を潰さずかと言って飾り過ぎずで絶妙なのでご安心を。お薦めは"eclipse"や"Princess Bride!"ですかねー、エレキ分が増強されてて俺好みっていう所が良いです（ﾏﾃ
2.Aliced Twilightz - 『Girls Festa‘07』
http://twilightz.net/archives/11ピコピコレトロポップス！ぱやっぱや！やんややんや！っつー感じでメロキュンなボーカルと相まった素敵サウンドがここに爆誕。こちらのサークル「Twilightz」は元々オケの素材屋さん？で以前から関連作品をチェックしていたんですよね。テクノポップと言いましょうか、こういうキャッチーで和み系の曲はもうドツボで。サイト左のサイドバーにあるプレイヤーでデモが試聴できるので是非！個人的にはﾗﾝﾗﾗﾝﾗﾝﾗのコーラスが印象的な"peachtea girl"とボサノヴァチックな"Laguna moon"とサビのキャッチーさに惹かれる"横浜スウィートソウル"が特にお好み。ショップでの委託販売は今の所情報なし。
3.WAVE - 『夜を越えて』/『message』/『ARCHIV-EAST』
http://wavesite.sakura.ne.jp/ここでは一番推しているであろう音楽創作ユニット「WAVE」。このサークル様が制作したFateアレンジアルバム『AVALON』に度肝抜かされまして「同人作品ってここまでやるんだ（と言うよりやれるんだ）かっちょえー」と浅はかな自分が軽い感動を覚え痺れさせられたのがキッカケでそれ以降注目していたのですが、今回は昨年末に出たFateアレンジアルバム「WHITE AVALON」に収録されている曲のシングルカットプロジェクトである『夜を越えて』、2部構成の全曲英詞のフルボーカルアルバム『message』、過去にWAVEが手掛けた東方系のアレンジ楽曲を網羅した『ARCHIV-EAST』の三作品が頒布。いずれもショップ委託有り。
まず『夜を越えて』。この作品はサイトのキャッチコピーにもあるように「"ミンナ"だからこそ成せる"キセキ"」という言葉がとてもしっくりくる作品。大勢のボーカルさん達によって作られている楽曲は破綻する事なくゴスペル的手法を用いた壮大な楽曲に仕上がっています。同人ボーカルさんの集合としては豪華だなーと。作品紹介にもありますが単なるシングルカットで留まらず独特の世界・物語を持った作品ですねー。
次に『message』。この作品はWAVEが起用するボーカル陣の支柱、要と言っても過言ではないK.Juno氏の楽曲で構成されたアレンジ&イメージ-サイド、オリジナル-サイド2枚組の全曲英詞フルボーカルアルバム。「思い入れたっぷりの全13曲」という言葉通り様々な作品からのアレンジ・オリジナル楽曲が収録されており、該当原作を知っている方に特にお薦め。"Illusion / Zero"は本当にA,Bメロの原型がないですが英詞のラップ物凄く好きですねー"GET9"のアレを彷彿とさせました、誇張なく。ジャンルも幅広く、ヘビメタの曲には何事かとｗかなり驚きました。同時にK.Juno氏の上手さに感動。
最後に『ARCHIV-EAST』。この作品は東方ProjectシリーズのアレンジアルバムでCD3枚組・全38曲というかなりの楽曲量。"東方"が愛されている証拠ですかねー。自分は膨大に存在する東方系の曲に一体どこからどう手を出したら良いのかがわからず原作やらず原曲聴かず仕舞いなヘタレ同人音楽スキーなのであまり大きく言えたクチではないのですが、東方アレンジを好む方々に是非お薦めしたい作品です。まぁWAVEの方々が手掛けているんだから間違いないだろうという盲目的な確信からの発言ですね（ｦ
4.Barbarian On The Groove - 『Dragon Valley - Arco-Iris - ＜龍谷の虹＞』
http://www.wadai.jp/bog/最後に紹介するのは最近知った同人音楽サークルで群を抜いてボーカル曲の完成度が高い音楽制作TEAM「Barbarian On The Groove」。実は同系を嗜む方々の間では有名?だったようで人気もあるみたいです…エロゲから入った俺はどうしろとｗまぁそんな話は置いといて、今回は「Dragon Valleyシリーズ最終章」となる『Dragon Valley - Arco-Iris - ＜龍谷の虹＞』を新作として頒布。ショップ委託も有り。紹介サイトでは「混沌と終焉」というトータルイメージ をもとに…云々とありますが、自分は「Dragon Valleyシリーズ」を聴いていないので関連付けることができず残念…*2でも今作だけ聴いても十分に良いすなー。とにかくメロが凄く良い、"エテルノ・ソルダン"なんてガチでジャパニーズロキノン系って感じで。そしてカヒーナさんの力強いけど何だか切なくさせられる張り声がとても好き。
ちなみに「Dragon Valleyシリーズ」とは別の前作に当たる『コスモス - 変調する世界 -』は上で紹介したAliced Twilightzの『Girls Festa‘07』が好きな方に超お薦め。ビバ！エレポップ！な全10曲で構成されており一時の近未来旅行へと誘ってくれますよ（ｦ
