『タイム・リープ―あしたはきのう』を読みました

小説に疎くあまり読もうとしない自分なのですが、去年時かけの映画がヒットした事を機に似たような作品を検索。結果見つけたのがこの『タイム・リープ―あしたはきのう』なのですが、最近文庫本の上下巻を読了。時かけの原作を読んだ時も思ったんですが、この作品物凄くあっさり読めて良いです。正直昨日の『G戦場』の方が食い入るように何度も読み返して時間かけてて疲れたかも。まぁ媒体もベクトルもまったく違うし自分の作品に対する読み方や事前のスタンスも全然違ったのでちと外れた感覚かなーとも思いますが、とにかく軽快に文章をよみ進める事ができて読みやすい。楽しかった。上巻を読み終わって下巻を読む前に色々と先読みしてみたらことごとく読みが当たっていて「やはりな」なんて悦な感覚に浸ったりできたのも、この作品のお話が非常に上手く構成され伏線張りが見事に行われていたお陰なんだなと実感。新しい外部の情報だったり登場人物の一言一言に一切の無駄がないんですよね、この作品。よく出来たお話です。ただ「あとがきがわりに」は正直いらないなー、余分な物をくっつけてしまったなーという印象。

さて、次は何を読もうかなー